さかいゼミ

群馬県桐生市にある学習塾です。

4STEP 数学A 確率91

3個のさいころを同時に投げるとき、次のような目が出る確率を求めよ。

(1) 目の積が150

(2) 目の積が18

(3) 目の積が135以上

 

 

 

 

(1) 1/72

まず全通りは6・6・6=216になります。

次に積が150になるときを考えます。

150を素因数分解すると

150=2・3・5・5

=6・5・5

になります。

つまり、3個のうち1個が6で、残り2個が5になるときを求めればOKです。

そのパターンは

(5,5,6)、(5,6,5)、(6,5,5)の3パターンになります。

よって、3/216=1/72になります。

 

 

(2) 1/24

(1)と同様に積が18に場合を考えます。

素因数分解すると18=2・3・3になります。

3個のうち1個が2、残り2個が3のときを求めますが

(1)と同様,(2,3,3)、(3,2,3)、(3,3,2)の3パターンになります。

 

さらに、18=1・3・6のパターンもあることに注意して下さい。

これは3個の数字を1列に並べることと同じなので

3・2・1=6通りになります。

(1,3,6)、(1,6,3)、(3,1,6)、(3,6,1)、(6,1,3)、(6,3,1)

 

よって、積が18になるのは3+6=9通りであり、

9/216=1/24になります。

 

(3) 5/108

積が135以上になるときですが、

さいころの目は最大で6なので

135÷6=22.5で2個のさいころの積の時点で22.5以上でなければいけません。

2つの数の積が22.5以上になるのは

(4,6)、(5,5)、(5,6)、(6,6)の4パターンです(選び方だけで、並びは考えていません)

 

(ⅰ)

(4,6)の時はあと1個は6が出なくてはいけないので

数字の選び方は、4と6と6になります。

よって並びかたは3通り

 

(ⅱ)

(5,5)の時もあと1個は6が出なくてはいけないので

数字の選び方は、5と5と6になります。

よって並びかたは3通り

 

(ⅲ)

(5,6)の時もあと1個は6が出なくてはいけないので

数字の選び方は、5と6と6になります。

よって並びかたは3通り

 

(ⅳ)

(6,6)の時はあと1個は4か5か6がでればよいので

数字の選び方は、6と6と4、6と6と5、6と6と6になります。

(ⅰ)と(ⅲ)で、6と6と4、6と6と5はすでにカウントしているので求めてはいけません。

6と6と6のときは1通りです。

 

(ⅰ)~(ⅳ)より

3+3+3+1=10通り

よって、10/216=5/108になります。

 

HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

 

    

PVアクセスランキング にほんブログ村