さかいゼミ

群馬県桐生市にある学習塾です。

2023-09-01から1ヶ月間の記事一覧

古文単語 いかに

いかに(如何に) 副詞 英語のhowとwhyをまぜたような単語で 状態の時はどのように 理由を問う時はどうして 程度の時はどんなに(どのくらい) といった具合に訳します。 例 いかに思ふらむ 訳 どのように思っているだろうか HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 など

など 副詞 ”何と”の変化した形でどうしてと理由を問う場合が多いです。 そのほか、どうして~か、いや~ないという反語でも用いられます。 例 などいらへもせぬ 訳 どうして返事もしないのか HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 やがて

やがて 副詞 時間や状態に隔たりがなく、前に続く感じです。 時間的な場合はすぐに 状態の場合はそのままと訳します。 例 「酒」と言へば、やがて持て来たり 訳 「酒」と行ったら、すぐに持ってきた HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 あまた

あまた(数多) 副詞 数多と漢字の通り数多く・たくさんという意味です。 竹取物語の”あまたぐして”で有名ですね。 *あまたぐして・・・たくさん引き連れて 例 姫君あまたあり 訳 姫君がたくさんいる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 とく

とく(疾く) 副詞 疾走・疾風の疾の漢字を使います。 形容詞”疾し”の連用形”疾く”が副詞かしたもので 早く・急いで・とっくにという意味になります。 例 とく迎へに参らむ 訳 早く迎えに参上しよう HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 かたみに

かたみに 副詞 1つのことを2人で別々に行う感じです。 たがいにと訳す事が多いですが かわるがわると訳すと自然な場合もあります。 例 かたみに語り合ふ 訳 たがいに語り合う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 げに

げに 副詞 ”現に”から生まれた語で、以前に言われた事に対して ”本当に”と納得したり、 本当であることに感動して ”なるほど”と訳します。 例 げにただごとともおぼえず 訳 本当に普通の事とも思われない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 としごろ

としごろ(年頃) 副詞・名詞 ”ころ”は年・月・日の下について 一定の長い期間を表します。 現代語と違い、長年・数年来と訳します。 例 年ごろ思ひつること 訳 長年願っていたこと HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 ひがごと

ひがごと(僻事) 名詞 ”ひが”は名詞に付いて、 ”間違った・ひねくれた”という意味を添えます。 ひがごとは間違ったこと、 つまり、間違いという意味になります。 例 これはいみじきひがごとなり 訳 これはひどい間違いである HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓…

古文単語 おぼえ

おぼえ(覚え) 名詞 動詞”おぼゆ”の名詞形で 相手からよく思われること を表し、評判と訳します。 また、”御覚え”で帝の”ご寵愛”の意味になります。 例 世のおぼえはなやかなり 訳 世間の評判がすばらしい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 しるし

しるし(験) 名詞 ”験”のほか、いろいろな漢字を当てますが 基本は”表面にはっきりと現れた物や現象”を表します。 祈祷の効験(効き目)、神仏の御利益の意味でよく用いられます。 例 祈りのしるしに病おこたりぬ 訳 祈りの効験で病気がよくなった HPやYoutube…

古文単語 ことわり

ことわり(理) 名詞 動詞”ことわる”を名詞化したもので 物事の道理を表します。 道理の意味から発展して 当然・判断・理由 の意味もあります。 例 泣きまどふさま、ことわりなり 訳 泣いて取り乱す様子は、道理である HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 けしき

けしき(気色) 名詞 視覚でとらえた人やものの客観的な外面・そぶりを おもに表します。 様子や表情と訳す場合が多いです。 例 さらに驚く気色なし 訳 まったく驚く様子もない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 よ

よ(世) 名詞 元々は竹の節と節の間のことで 区切られた範囲を表します。 そこから、人が生まれてから死ぬまでの世、 世間の意味になり、男女の仲も表すようになりました。 例 夢よりもはかなき世 訳 夢よりもむなしい男女の仲 HPやYoutubeはこちらからどうぞ…

古文単語 ちぎり

ちぎり(契り) 名詞 ”いつまでも変わらないもの”として約束を表します。 また、前世からの約束で宿縁や夫婦の縁を表す場合もあります。 例 年ごろの契りを忘る 訳 長年の約束を忘れる HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 かたち

かたち(形・容貌) 名詞 物の外形のことですが、特に顔の形から 容貌を指す場合が多いです。 例 かたち世にすぐれたり 訳 容貌がとてもすばらしい HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 かげ

かげ(影) 名詞 太陽や月など、光り輝くものが元の意味で そこから光そのもの、光によってみえる人や物の姿 の意味になりました。 例 月影差し入る 訳 月の光が差し込む HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 ためし

ためし(例) 名詞 ”例”という漢字をあてます。 そのまま例と訳せばOKです。 前例や先例の訳がふさわしい場合もあります。 例 かかるためし思ひ出でらる 訳 このような例を自然と思い出す HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 つとめて

つとめて 名詞 徒然草でも登場するつとめてです。 早朝を指す言葉です。 男女があった翌朝を指す場合もあります。 例 つとめて、人やらむとす 訳 早朝、使いをやろうとする HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 ほい

ほい(本意) 名詞 ”ほんい”の”ん”が抜けた形です。 意味は本来の意志です。 具体的な内容は人により様々ですが 出家を指すことが多いので注意をしましょう。 例 本意をとげん 訳 本来の意志を遂げよう HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 あそび

あそび(遊び) 名詞 ”遊び”は”遊び”でも”貴族の遊び”です。 基本的には管弦の遊び、 酒宴や詩歌の遊びの場合もあります。 例 おもしろき遊びす 訳 趣がある管弦の遊びをする HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 ふみ

ふみ(文・書) 名詞 ほかの古文単語のところでも、 すでに何回も出てきていますが 文字を使って書かれているものを指します。 手紙や漢詩を指す場合が多いです。 例 文を見れば、歌あり 訳 手紙を見ると、歌が書いてある HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 て

て(手) 名詞 そのまま手としては使わないことに注意です。 手に関するものですが、古文では 筆跡・文字・演奏法・手段 などと訳します。 例 文を見れば、宮の御手なり 訳 手紙を見ると、宮の御筆跡である HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 とみなり

とみなり(頓なり) ナリ活用 急に・突然にと訳します。 ”とみの”という連語の場合も多く こちらは”急の”と訳します。 例 とみに文あり 訳 急に手紙が来た HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 さらなり

さらなり(更なり) ナリ活用 ”さら”は”今更”の意味で 言うまでもない・当然だ と訳します。 例 言うもさらなり 訳 言うまでもない HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 おろかなり

おろかなり(疎かなり) ナリ活用 現代語では”おろそか”にあたります。 いい加減だ・不十分だと訳します。 古文では ・言ふもおろかなり ・言へばおろかなり という連語でよく出ます。 (どちらも、言い尽くせないと訳します) 例 おろかに思ふべからず 訳 いい…

古文単語 あからさまなり

あからさまなり ナリ活用 現代語の”あからさま”とは異なります。 ”あから”が瞬きをする位の一瞬”であることから ちょっとの間・急にと訳します。 例 あからさまに立ち出づ 訳 ちょっとの間外出する HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 つれづれなり

つれづれなり(徒然なり) ナリ活用 同じ状態が長く続くことを指しますが、 そこに孤独で満たされない感じも含みます。 所在ないと訳すことが多いです。 例 つれづれなる夕つ方 訳 所在ない夕方 HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 あはれなり

あはれなり ナリ活用 ”ああ”という感動を表す”あはれ”が形容動詞になったものです。 しみじみとした感動を表し 趣があると訳します。 例 庭の気色あはれなり 訳 庭の様子は趣がある HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

古文単語 あながちなり

あながちなり ナリ活用 自分の意思を押し通す感じです。 強引だと訳します。 プラスの意味では熱心だと訳すこともあります。 例 ゆゑをあながちに問ふ 訳 理由を強引に問う HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

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