4STEP 数学A 順列42
6個の数字1,2,3,4,5,6から異なる4個の数字を使って4桁の整数を作るとき、
次のような整数は何個あるか。
(1) 4300より大きい整数
(2) 5000より大きい偶数
解
(1) 156個
千の位の数字に着目して場合分けします。
(ⅰ) 5▢▢▢と6▢▢▢の場合
千の位は5か6の2通り
百の位は千の位で選ばなかった数字1個と残り4個(1,2,3,4)の計5通り
十の位は千、百の位で選ばなかった残りの4通り
同様に、一の位は残り3通り
よって、2・5・4・3=120個
*2・₅P₃で求めることができます。
(ⅱ) 4▢▢▢の場合
4300より大きいという条件なので、
千の位は4で1通り
百の位の数字は3,5,6の3通り
十の位は残り4通り
一の位は残り3通り
よって、1・3・4・3=36個
*3・₄P₂で求めることができます。
(ⅰ)(ⅱ)より
120+36=156個になります。
(2) 60個
偶数は一の位が2,4,6のいずれかになります。
(1)と同じく千の位に着目して場合分けします。
(ⅰ) 5▢▢▢の場合
一の位は2,4,6の3通り
百の位は5と一の位の数字以外の4通り
十の位は残り3通り
よって、3・4・3=36個
*3・₄P₂で求めることができます。
(ⅱ) 6▢▢▢の場合
一の位は2,4の2通り
百の位は6と一の位の数字以外の4通り
十の位は残り3通り
よって、2・4・3=24個
*2・₄P₂で求めることができます。
(ⅰ)(ⅱ)より
36+24=60個になります。
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