さかいゼミ

群馬県桐生市にある学習塾です。

4STEP 数学A 組み合わせ73

右(下)のような街路で、PからQまで行く最短経路のうち、次の場合は何通りあるか。

(1) 総数

(2) Rを通る経路

(3) R,Sをともに通る経路

(4) ×印の箇所を通らない経路

 



 

(1) 792通り

PからQに進むには右に移動を7回、上に移動を5回する必要があります。

簡単にすると、右7個と上5個の計12個を一列に並べればOKです。

例 右右右右右右右上上上上上

12個あるので12!

右は7個あるので7!で割ります。

さらに、上は5個あるので5!で割ります。

よって

12!÷7!÷5!=792通りになります。

 

*12!÷7!=12・11・10・9・8になることを知っていると少し楽に解けます。

 

(2) 350通り

PからRまでの道と、RからQまでの道を分けて考えましょう。

PからRまでは右が3回、上が2回必要なので

5!÷3!÷2!=10通り

RからQまでは右が4回、上が3回必要なので

7!÷4!÷3!=35通り

PからRまでと、RからQまでを組み合わせて考えると

10・35=350通りになります。

 

(3) 120通り

(2)と同様に、

PからRまでの道、RからSまでの道、SからQまでの道に分けて考えましょう。

PからRは右が3回、上が2回必要なので

5!÷3!÷2!=10通り

RからSは右が1回、上が2回必要なので

3!÷1!÷2!=3通り

SからQは右が3回、上が1回必要なので

4!÷3!÷1!=4通り

3つを組み合わせて考えると

10・3・4=120通りになります。

 

(4) 582通り

×を通る場合を求めて総数から引きましょう。

Pから×の左端までは、右が4回、上が3回必要なので

7!÷4!÷3!=35通り

×の右端からQまでは、右が2回、上が2回必要なので

4!÷2!÷2!=6通り

組み合わせると35・6=210通りになります。

総数は(1)で求めているので

792ー210=582通りになります。

 

HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓

 

    

PVアクセスランキング にほんブログ村