次の考え方は誤っている。正しい考え方で確率を求めよ。
(1) 3枚の硬貨を同時に投げるとき、(表,裏)の枚数について、
(3,0)、(2,1)、(1,2)、(0,3)の4通りがある。
よって、3枚とも表が出る確率は1/4である。
(2) 2個のさいころを同時に投げるとき、目の積は偶数か奇数になる。
したがって、目の積が偶数になる確率は1/2になる。
解
(1) 硬貨3枚を投げたときの結果は下図のようになります。
結果だけを見れば4通りのように感じますが、全部で8通りあります。
例えば、表2回、裏1回の場合も1通りではなく、
(表,表,裏)、(表,裏,表)、(裏.表,表)の3通りがあります。
今回の問題では
(3,0)は1通り
(2,1)は3通り
(1,2)は3通り
(0,3)は1通り
よって、3枚とも表が出る確率は1/8になります。
(2) さいころの目の出方は下図のようになる。
目の出方は6×6=36通りになる。
そのうち目の積が偶数になるのは27通り(橙)である。
よって、目の積が偶数になる確率は
27/36=3/4になります。
HPやYoutubeはこちらからどうぞ ↓ ↓ ↓