4STEP 数学A 場合の数30
大中小3個のさいころを投げるとき、次のようになる場合は何通りあるか。
(1) 目が全て異なる。
(2) 少なくとも2個が同じ目
(3) 目の積が3の倍数
(4) 目の和が奇数
解
(1) 120通り
大のさいころは1~6から1つ、中のサイコロは大のさいころで選ばなかった5つから1つ、小のサイコロは大、中で選ばなかった4つから1つ選べばよいので
6×5×4=120通りになります。
(2) 96通り
少なくとも2個が同じ目になる場合は、
2個が同じ目の場合+3個とも同じ目の場合を求めればOKです。
ただし上の方法では手順が複雑のになってしまうので
全体から3つとも違う目が出たときを引く作戦がおすすめです。
3つとも違う目が出る場合は(1)で求めた120通りです。
全体は6×6×6=216通りなので
216-120=96通りになります。
(3) 152通り
大中小のサイコロのうち、1個以上が3の倍数ならば積は3の倍数になります。
しかし手順が複雑になってしまうので
全体から3の倍数にならないときを引く作戦で出します。
さいころの1~6の目のうち、3の倍数は3、6です。
この2つを除いた4つの数で大中小の数字を決めればよいので
4×4×4=64
全体から引くと216-64=152通りになります。
(4) 108通り
和が奇数になるのは、
(ⅰ)奇数が3個、(ⅱ)奇数が1個で偶数が2個の2通りです。
(ⅰ)奇数が3個の場合
1~6の中で奇数は1、3、5の3つです。
この3つから選べばよいので
3×3×3=27通り
(ⅱ)奇数が1個で偶数が2個の場合
大のさいころが奇数だとすると
大のさいころは1か3か5の3通り、
中小は偶数3個の中から選ぶので
3×3×3=27通り、中や小が奇数になる場合があるので
27×3=81通り
(ⅰ)(ⅱ)より
27+81=108通りになります。
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