こんにちは。さかいゼミですm( _ _ )m
今回は数学(算数)嫌いについて書きます。
小、中、高校生どの学年でも数学(算数)嫌いが増えたなぁと感じることが多くなりました。
この理由についてずっと考えていたのですが、小学生の授業をしている時に、一つ大きな要因に気がつきました。それは以前に比べて問題を解く数が減っているという点です。
演習量の減少で最も影響を受けるのが計算が苦手な生徒の増加です( ; ; )
数学(算数)嫌いの生徒の中には、図形などの計算量が比較的少ない範囲なら得意という生徒もいます。教科書の内容が多くなった分演習量が減ってしまうのは時間的には仕方のないことですが、それで能力が下がってしまっては元も子もありません。
さかいゼミの小学生には週に1回、算数の日と称して、かけ算九九や百マス計算をさせています。計算を高めるには次の2つのステップが必要であると考えています。
・正しい形を身につける(インプット)
・問題を解く中でいつでも正しい形で使える(アウトプット)
勉強をする上ではどちらも当たり前にしていることですが、今の学校の授業を見ていると、子供にインプットさせるのが大変で、アウトプットにまで手が回らないのかなぁ・・・と思ってしまいます。
最初の2〜3ヶ月は正しい形を覚えてもらうために、掛け算九九を繰り返したり、ランダムで答えてもらいました。まずは口で覚えてもらうことを重視しました。
ある程度形が身についたところで、百マス計算に入りました。足し算と掛け算は回数をこなしていくにつれて間違えが減り、タイムが早くなります。生徒自身も成長を実感し易いので、モチベーションに繋がります。
問題は引き算です。計算が苦手な子はほとんどが引き算がネックです。足し算や掛け算ほど、すんなりと改善されません。根気強く取り組みましょう。
割り算は掛け算と引き算の組み合わせなので、足し算、引き算、掛け算ができればそれほど苦労はしません。
飛び計算や補数も教えていますが、覚えただけで使いこなせなければ意味がないので、生きた計算力が付くように心掛けています(^ ^)
中1が授業で頑張った作図です。丁寧に書けていてGOODです!
前回のタイトルは 初心忘るべからず でした。
勉強などの習い事は、慣れてくるとだらけて怠け心が起きてしまうものですが、始めようと思ったときの、真剣な気持ちを忘れないようにしましょう!
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